HOME >前へ >■ >次へ 

 47.古代の地、糸魚川 

糸魚川は古い歴史のある街なんですね。糸魚川の駅を海に向かって行くと「奴奈川姫」の銅像があります。また駅の裏側にある「天津神社」には本殿と並んで 「奴奈川神社」が祭られています。両社とも延喜式に載る古い神社です。

現在の糸魚川の駅。新幹線の工事中。↓

奴奈川姫の銅像。足元の子どもは建御名方命。↓

越後一ノ宮、天津神社。↓

拝殿の奥左側に見える奴奈川神社。↓

奴奈川神社には当然「奴奈川姫命」が祭られていますが、のちに一緒に祭られたのが「八千矛命(やちほこのみこと)」です。 「八千矛命」は、良く知られた名前で言うと「大国主命」で、この「大国主命」は色々な名前を持っている神様なのです。

神話のことは良く分かりませんが、神社を訪ねるといちおう祭神も見ますのでどう読んでいいのか分からない漢字の並んだ神様を見てきました(笑)。 「大物主(おおものぬし)」、とか「大国魂(おおくにたま)」、「大己貴(おおなむち)」などは「大国主」の別名とされています。そして「八千矛」も「大 国主」のことであって、しかも、「奴奈川姫」とは子どももいる関係なんだそうです。そういえば、須沢の水神社には水神様と一緒に二人の神様が祭られていま したっけ。その子どもの名は「建御名方命(たけみなかたのみこと)」で、と言えば・・・、諏訪神社の祭神ではないか・・・、こんな古い昔から出雲と越後、そ して信濃はつながりがあったんだと思うと古きロマンを感じます。
そうそう、またの名を・・・といえば、「大黒さま」も「大国主」の別の呼び方でした。塩の道を信州の松本から歩いてきて、大町あたりから「大黒天」の石像が 目立つようになって(何でかな〜?)と不思議に思ったものでしたが、案外、この辺りが答えなのかもしれませんネ。
ついでですが、「天津神社」の祭神は「天津彦々火瓊々杵尊 (あまつひこひこほににぎのみこと) 」で、これまた、天孫降臨で知られた有名な神様です。でも、 「大国主命」とは対立関係にあると思われる神様ですので不思議な気はいたしますが・・・。

さて・・・・・、
糸魚川の街中から「塩の道」の「東道」があります。市内には「白馬通り」というのがあり、塩問屋やボッカ宿などで賑わっていて長者通りとも呼ばれる糸魚川で もっとも賑やかな通りであったそうです。通りの突き当たりの海には昔、港があったそうで、この通りが「東道」の起点であり「千国街道」の起点でもあります。

白馬通りの案内図。↓

白馬通りの突き当たり、昔の港であった地点。↓

起点から白馬通りを見る。↓

北陸道のがんぎにかかる白馬通りの看板。↓

白馬通りにかかる街灯。↓

糸魚川の街に来ましたので、一応、「塩の道」の「東道」の起点に足をのばしてみましたが、ここから、姫川の右岸を通って小谷まで続いています。西道に比べて標高の高い 峠越えがあって、越後の雪深い山々を行かねばなりません。ま、登山と思った方が良いと思います。雪は6月も残っており、また、梅雨の時期は道悪と聞いています。 時期的には、夏〜秋が無難なのかもしれませんね。また道程も長いのでどういうスパンで行くかきちんと計画を立てた方が良いかとも思います。

東道は、また、いつの日か歩きたいと思いますが、とりあえず、ここで、ひと区切りです。

 47.古代の地、糸魚川 

 HOME >前へ >■ >次へ 

copyright© pekom since 2010