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 35.峠越え 

新潟県に入ると峠越えが続きます。

姫川は益々険しくなりますので山越えを選択せざるをえないのでしょう。 それは国道148号を車で走ってみれば分かります。北小谷の小谷橋を過ぎますとトンネルが集中します。「塩坂トンネル」、「湯原トンネル」、新潟県に入って 「大所トンネル」、「山の坊トンネル」、「ほとんどトンネルのような洞門(スノーシェッド)が連続30個」に続き「小滝トンネル」までトンネルがえんえんと 続き、さらに根地に至るまでは小さな洞門を幾つもくぐります。姫川は険しい峡谷となります。
その間、「塩の道」は3つの峠を越える山道で、その峠とは信州側から「葛葉峠」、「大峰峠」、「菅沼峠」の順に道は続いています。最後の峠を超えて虫川の関所に 着くとほっと一息ついたのではないかと思います。

1.葛葉峠。
葛葉峠のある旧道に出る、峠はすぐそこ。↓

葛葉峠より越後方面。正面のぼうず山は明星山。↓

葛葉峠の石仏。↓

2.大峰峠
大峰峠が見えてきた。↓

峠の石塔。小屋の中には大地蔵が安置されています。↓

小屋の中の大地蔵。↓

峠を越えて越後方面。明星山が近くなる。↓

3.菅沼峠
菅沼峠。↓

かすれて文字の見にくい道標。↓

近くにある「謙信、信玄の像」。↓

上記の峠の道は、今はアスファルト道路。勾配が一定で歩きやすい反面、単調で面白みが欠けるきらいがあります。ですが、ところどころに昔ながらの古道があります ので、次回からは、この古道を中心に紹介しようかな、と思います。

つづく・・・。

 35.峠越え 

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