HOME >前へ >■ >次へ 

 30.天神道(1) 

さて、今回は、楽しみにしていた「天神道」を歩きます。

島温泉から湯原までの山道を「天神道」と言います。
山腹を巻いてゆくこの道は、姫川を避けているのでしょう。姫川は暴れ川、経験上からそうしたのでしょうね。そのおかげで現在まで古い道が残されているのだと思い ます。

天神道の入口。↓

おお、懐かしいこの看板。2日ぶりです。前回は雨のため、ここで引き返しました。
今日は絶好の散策日和の好天気、こんなに早くまた来られるとは思いませんでしたネ。

人ひとりがやっとの細い道を歩いて行きます。いろいろな野草が咲いていました。
ミヤマキケマン、ラショウモンカズラ、
ニリンソウ、イカリソウ、
ミヤマハコベ、エンレイソウ、
種類の分からないスミレ数々。
道ばたの花々を見ながらのんびりと楽しい道行です。

細い道を行き・・・、↓

小さな沢を渡ったりもする。↓

しばらく行くと道ばたに石仏がありました。「唐沢の庚申塚」と看板がありました。
石仏の周りはイカリソウが咲いていて、いかにも山道の石仏の趣ですネ。↓

唐沢の庚申塚。↓

しばらくして、林道と合流し、ここからは広めの道を、「城の越」をめざして歩きます。 林道では、野鳥の声に耳を傾けながら歩きました。
サンショウクイ、ノスリ、
メジロ、キビタキ、
センダイムシクイ、メボソムシクイ、
クロツグミ、ウグイス、
ジュウイチ、ヤマガラ、
コサメビ タキなどなど。
いい季節ですね。この時期ならではの山道です。 なんか、あっという間に「城の越」に着きました。「城の越」には水飲み場があり、昔は茶店もあったようです。ここから少し上に「三峰様」が祭られていますの寄ってみました。

「城の越」の案内板。看板は壊れていて斜面に置いてありました。↓

「城の越」。この上に「三峰様」があります。↓

わら帽子をかぶったような「三峰様」。↓

この一帯は一面にカタクリが咲くらしいのですが、今の時期ではちょっと遅いでしょうかね。道筋では代わりにキランソウ、チゴユリが咲いていました。

丸太の階段に咲いていたキランソウ。↓

斜面に咲いていたチゴユリ。↓

今回はここまでとします。

つづく・・・。

 30.天神道(1) 

 HOME >前へ >■ >次へ 

copyright© pekom since 2010