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 14.家政婦は見た観音 

中綱湖の次は青木湖に向かいます。

仁科三湖では一番大きい湖でやはり西側の湖畔をあるきます。
木崎湖、中綱湖に比べ杉や唐松が多く、暗い印象を受けます。

塩の道より青木湖を望む。↓

杉や唐松の並木道。↓

青木湖を過ぎると大町と白馬の境になる佐野坂があります。
分水嶺でありここから水は日本海に流れます。植物も太平洋型と日本海型と混在したり別れたりするとのことです。
塩の道は、道祖神や庚申塚などの石仏が多くありますが・・、
佐野坂には三十三番観音が点々と置かれていて峠道を癒してくれます。

点々と安置されている観音様。↓

全部紹介したいところですが、もう一つだけ紹介しますと・・、
大木に隠れるように置かれた観音様・・・、そっと、旅人を見守るようにも見えますが・・、
サスペンスドラマ「家政婦は見た」が目に浮かびました。
(観音様、ごめんなさいね)

勝手に「家政婦は見た観音」と名づけました。↓

坂の途中、これから向かう神城方面が見えました。いよいよ道は、日本海側へと向かいます。
眼下にみえる国道148号。↓

おまけに、野草を2点ほど載せて・・、
今回は、ここまでとします。

そっと咲いていた可憐なニリンソウ。↓

薄紫色のキクザキイチゲ。↓

(蛇足)
キクザキイチゲも色をつけて咲いてくれると分かりやすくていいですね。
白いのはアズマイチゲと混乱いたします。
野草に疎い私には、似通った花は区別が難しいのであります。

つづく・・・。

 14.家政婦は見た観音 

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